ローヴ・デ・ガリッグがよく分かる 楽しく学ぶチーズのお話

ローヴ・デ・ガリッグ

〔ナオコさん〕『こんにちは♪
今回は初めてのシェーブルタイプのチーズのご紹介です。
「シェーブル」とはフランス語で「山羊」「雌山羊」の意味です。つまりシェーブルチーズ(フランス語:Fromage au lait de chvre、英語:Goat milk cheese)とは、山羊のミルクで作られたチーズ全般を言います。
今回はその中でも爽やかな味わいが特徴のフレッシュタイプのシェーブル「ローヴ・デ・ガリッグ」を取り上げました♪』

「ローヴ・デ・ガリッグ」は、フランス南部のラングドッグ・ルション地方のチーズです。
フランスでシェーブルの産地といいますと、ロワール河流域がとても有名ですが、南仏のプロヴァンス地方やラングドッグ・ルションでもよく作られています。
ラングドック・ルションはワインやオリーブの一大産地でもありますが、チーズの名前の一部でもある「ガリッグ」とは、その地方の石灰岩質の乾燥地帯の事を言います。

〔ナオコさん〕『商品名に「ガリッグ」とありますと、ほとんどのお客様が「ガーリック」味と勘違いされていましたので、その都度「似ていますが、違うのですよ〜」と何度も説明したのをよく覚えています♪』

そんな私自身も、初めてこのチーズと対面した時はそう思ってしまいました。知らなければ、今もそう思っている方がいらっしゃるかもしれませんね。

その「ガリッグ」ですが、とても乾燥した地域ですので牧草が育ちません。代わりに、乾燥にも強く繁殖力の強いタイムやローズマリー等のハーブや草花が育っており、その地でローヴ種の山羊が育てられています。(牧草が育ちにくい乾燥地帯での牛の飼育は難しいですが、そんな環境でも山羊は元気に育ちます。)
ローヴ種の山羊は、地中海辺りが原産「ローヴ・デ・ガリッグ」には、その名前にもありますようにローヴ種の山羊乳が使われています。

プレートのローヴ・デ・ガリッグ

「ローヴ・デ・ガリッグ」の大きさは、直径約5cm程で重さは約60g程。真っ白の丸いお団子型で、なんとも可愛いらしい見た目。ちょっとしたスイーツにも見えますね。
比較的締まっていて、そしてほろほろとしていますが、口の中ではスーッと溶けていきます。
シェーブルとしては大変食べやすく、フレッシュで爽やかな酸味と軽やかなミルクの味わいの中に、タイムやローズマリー等のハーブの風味が口いっぱいに広がります。南仏らしいハーブの味わいが特徴で、そして癖も少ないので、シェーブルが初心者の方にもとてもお勧めです。

〔ナオコさん〕『食べると感じるハーブの味わい。それが特徴の「ローヴ・デ・ガリッグ」ですが、その風味は、餌であるハーブ風味がミルクに移行し、そのままチーズの味わいになっているそうです。』

そうなのです。何も添加されていないのですが、ハーブの風味がしっかりと感じられます。餌がミルクに与える影響はとても大きいのですね。

ローヴ・デ・ガリッグの前菜

シェーブルの旬は春から初夏にかけてですが、冷凍技術も進んでいますので、「ローヴ・デ・ガリッグ」は一年中味わうことが出来ます。

シェーブル好きの方には勿論ですが、シェーブルが初めての方や苦手な方にも大変お勧めです。
白ワインやロゼ、スパークリング等と合わせて、南仏の澄み渡る青い空を思い描きながら、楽しい時間をお過ごし下さい♪

白ワインやロゼにとてもよく合うローヴ・デ・ガリッグの簡単サラダ
プチトマトとバケットに合わせた簡単で美味しいサラダです。おつまみやおもてなしにどうぞ

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