牛乳豆腐の簡単レシピ!酪農家さんちで生まれた和風チーズ

薬味と一緒に器に盛り付けた牛乳豆腐

カッテージチーズやリコッタチーズの代用にもなる、酪農家から生まれた「牛乳豆腐」の作り方をご紹介します。
(所要時間 15分)

レシピ

牛乳に塩とレモン(または酢)を加えよく混ぜ合わせ、それを火にかけ温めて、出来た固形分をざるで濾して完成です。

それでは、詳しく説明していきますね。

材料

牛乳豆腐約100g分
牛乳豆腐を手作りする時の材料

  • 牛乳 500cc
  • レモン果汁 大さじ1.5
  • 塩 一つまみ

 低脂肪牛乳や加工乳は、適しません。
 乳脂肪分が高い分には問題ありません。

レモン果汁大さじ1.5は、大さじ1杯の酢でも代用できます。

調理器具

牛乳豆腐を手作りする時の道具

左:ボール、右:ざるとクッキングペーパー

  • 350ml以上のボール
  • ボールより大きめのざる
  • フェルトタイプのクッキングペーパー
  • お玉
ボールは、丼ぶりや鍋などで代用できます。
クッキングペーパーは、ガーゼなどで代用できます。

作り方

1

お鍋に全ての材料を入れ、よく混ぜ合わせる。

2

[1]を弱火にかける。

ふわふわとした口当たりの良い牛乳豆腐に仕上げる為、火にかけた後はかき混ぜないこと。

3
自家製牛乳豆腐の材料を煮ているところ

8分くらい経ち、固まり始めたところ

自家製牛乳豆腐の材料を煮ているところ

さらに固まった状態

沸騰したら火を止める。

4

出来たての牛乳豆腐を鍋から掬い上げているところ

ボールにざるをのせクッキングペーパーを敷き、[3]をお玉でざるに移す。

完成した自家製牛乳豆腐

かたまりを移したとこ

きれいに濾したい場合は水分も全て移したあと、水分(ホエー)を2〜3分切ります。

ホエーにも栄養が含まれているので、捨てないこと。

5
自家製牛乳豆腐とそのホエー

左:ホエー(乳清)、右:牛乳豆腐

牛乳豆腐の完成。

500mlの牛乳から、約100g強の牛乳豆腐が作れます。
6

醤油や薬味を加え、器に盛り付けた牛乳豆腐
器に盛り付けて好みで薬味を添え、醤油やわさび醤油、生姜醤油などと合わせる。

【アレンジ】煮付けなどの調理に

牛乳豆腐を煮付けなどの調理に利用する場合は、[4]の後に一つのかたまりにまとめ、しっかりと水抜きを行う。

出来立ての牛乳豆腐をクッキングペーパーで包み成形しているところ
牛乳豆腐を一つにまとめ、クッキングペーパーで隙間なくきつめに包み込む。

出来立ての牛乳豆腐をクッキングペーパーで包み成形しているところ
一枚のクッキングペーパーでは破ける場合があるので、更にもう一枚で包む。
(ガーゼなど布製なら一枚で大丈夫。)

適当な重しをのせて一時間程置いた後、好みに切り分け利用する。

水分を抜き一つの硬めのかたまりになった牛乳豆腐

牛乳豆腐をスライスしているところ

牛乳豆腐と玉ねぎの煮付け

メモ

味や食感

ホエーを軽く切ったものは、ほわほわと口当たりが柔らかいですが、しっかりとホエーを切り成形したものは、身もしまっていて食べ応えのある印象です。

どちらも癖のないあっさりとしたやさしいミルクの味わいです。

吹き出しアイコン-ナオコさん『作りたてが一番美味しいと思いますので、ふわふわと柔らかい作りたてを一度は召し上がってみてください。』

おいしい食べ合わせ

大豆から作る「豆腐」と同じようにご利用頂けます。
今回は冷や奴風にしましたが、「【アレンジ】煮付けなどの調理に」の様に作りたてを一つにまとめてスライスし、わさび醤油でお刺身のように食べたり、しっかり水切りした硬めのものは甘辛く煮付けたり味噌漬けにしたりします。

吹き出しアイコン-ナオコさん『甘辛の味付けは、とても相性がよく美味しいですよ。
酪農家さんちでは、出来立てをそのまま熱々のご飯にのせ、醤油をかけて丼ものにして食べたりもするそうです。』

おすすめの飲み物

日本酒ビールによく合います。

元来の牛乳豆腐

「牛乳豆腐」は、市場に出荷出来ない牛の初乳から作られたのが始まりでした。
それと言うのも、仔牛を出産した後に出る初乳は、少し苦みを伴う味であることや熱で固まりやすいなどの成分上の問題などから、出産後5日以内の初乳は法令上販売が出来ないからです。

初乳は出荷できないだけでなく、その濃厚さから牛乳豆腐作りにとても向いており、酪農家では牛乳豆腐を作ることによって初乳を有効利用しているので、「元来の牛乳豆腐」は酪農家さんちならではの食卓の味なのです。

吹き出しアイコン-ナオコさん『初乳はその後に分泌される乳と比べますと、淡いベージュ色で、タンパク質や脂肪分、カルシウムや灰分などの成分が多くとても濃厚で、少しとろっとしています。
一般に流通している牛乳とはやはり違います。』

リコッタチーズやカッテージチーズ の代用に

牛乳豆腐は「豆腐」と呼ばれていますが、乳を凝固させて作られますので、実際はチーズの分類になります。

製法等は異なりますが、人気の「リコッタチーズ」や「カッテージチーズ」の代用にも十分なりますので、是非同じように使ってみてください。

なおかつ、市販の「リコッタチーズ」よりも懐にもやさしく、市販の「カッテージチーズ」よりもまろやかで塩分控えめに仕上がります。

そして、「チーズ」と認識した瞬間、調理法の幅もぐっとひろがります。

デザートやサラダ、パスタやグラタン等に、幅広く活用出来ますよ。

離乳食にもおすすめ

手作りの良いところは、余計な添加物が入らずとてもヘルシーなとこ。
しかも牛乳からシンプルに作っているため出来立ては特に美味しく、飲むように食べられますので、赤ちゃんの離乳食にもおすすめです。

*離乳食用には、塩分を加えずレモンだけで作ってください。
*離乳中期(生後8ヶ月頃)以降の赤ちゃんにご利用ください。
*乳アレルギーにはくれぐれもご注意ください。

おわりに

酪農家さんちで生まれた「初乳」から作る「牛乳豆腐」。

そもそも「初乳」のことは酪農家でなければなかなか知る機会がないですよね。

そんな「初乳」は、仔牛にとっては最初に口に入る、栄養たっぷりでこのあと生きていく為の免疫力も付けさせてくれるとても大切なもの。

もし手に入る環境でしたら、そんな初乳で作りたいものです。

市販の牛乳で作る今回の牛乳豆腐は、元来のものとは少し違いますがこちらはこちらで美味しいですし、そして何よりまるで化学実験のように楽しみながらとても手軽に作れます。

牛乳豆腐のかたまりが出来る時、なんとも嬉しい気分になりますよ。本当にふわふわのかたまりなんです。

牛乳から作る「酪農家さんちから生まれたこの味」を是非体験して下さい。

出来立ての牛乳豆腐と合わせる薬味

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