豚乳のチーズ、ご存じですか?とても珍しい豚乳製チーズのお話です

こんにちは

以前、新宿の百貨店で スペイン産の「イベリコ」という名前のチーズを販売していた時、お客様から
〔おかっぱの女性〕
『これは、豚のミルクのチーズですか?』

とよく聞かれました。
多くの方が、有名なスペインの「イベリコ豚」を思い浮かべるようで、そのミルクで造られたチーズだと思うようです。「イベリコ」は、たまたまスペイン産のチーズなので、余計に勘違いされました。
実際のところ 「イベリコ」は豚乳製ではなく、羊乳、牛乳、山羊乳の3種混入で造られたスペイン産のセミハードタイプのチーズ です。
〔ナオコさん〕
『ミルクの優しい甘みがじんわ~り楽しめる美味しいチーズですよ♪』

ところで、「豚乳製チーズ」。
「イベリコ」から大抵その話になり、お客さまからも
〔ポニーテールの女性〕
『ありそうで見ないですよね~』

パーマネントの女性
『あってもおかしくないのに無いということは、豚のミルクは美味しくないのでしょうか?』

〔青い服の男性〕
『作るのが難しい?』

〔赤毛の女性〕
『イメージの問題?』

等々のご質問がよくありましたので、
〔ナオコさん〕
『今回は「豚乳製チーズ」のお話です♪』

親子の豚さん

私も長年チーズを販売してきましたが、豚のミルクのチーズを販売したことはもちろんのこと、見たこともありません。
飲料用の豚のミルクでさえ見かけないわけですから、「とにかく何かが理由で向かないのですね 。」と、その何かを追究することもなく無意識に納得していました。
ですが、「イベリコ」をきっかけにご質問も多いことですので、調べてみることに致しました。

調べてみますと、以前にあるTV番組で豚乳チーズの特集をやっていたことが分かり、知りたかった全ての答えが分かりました♪
それと同時に、豚さんの知られざる素顔を知ることが出来て、とても興味深かったです♪

〔ナオコパパ〕『皆さんはご存知かな?
豚さんは凄いのじゃよ。人間の食べるものなら、驚くくらいに、なーーんでも食べるのじゃ。なんと、辛いワサビも苦いゴーヤも酸っぱい梅干しも何でもじゃ!好き嫌いなく何でも食べるから、私達人間が廃棄した食料を餌として食べてくれるのじゃよ♪』

〔ナオコさん〕
『そうそう、私が働いている百貨店でも生ゴミが分けられているのだけれど、それは豚さんの餌になるそうよ。豚さんは、とてもエコなのね♪』

〔ナオコパパ〕『ちなみに豚の腸の長さはなんと約30mで、人間の腸の3倍の長さだそうじゃ!
その為どんな餌からでも、ゆっくりしっかり時間をかけて栄養を吸収することが出来るそうじゃよ。上手く出来てるの~。』

〔ナオコさん〕
『へ~凄いわね~♪
しかも、とても沢山のソーセージが作れそうね!?長~い豚の腸詰めが頭に浮かんでくるのは私だけかしら?なんだかとっても美味しそう♪
それにしても人間の腸が10mあることにも驚くわね~。』

ところで、肝心の豚のミルクのお味ですが、牛乳にも似ていてコクがあり、実はとても美味しいとのことです♪

そして番組では、豚のミルクでチーズを作りました!
作ったチーズを試食すると、、、甘くてとても美味しいと絶賛です♪
〔ナオコさん〕
『そんなに美味しいのですね~♪気になりますね!』

さて、結局お味は問題ではないようですね、ではいったい、どうしてなのでしょう?

番組で豚を観察していますと、一日に約25回、赤ちゃんに授乳をしています。

〔ナオコパパ〕『実は、牛には乳を溜めることの出来る「乳槽」と呼ばれるタンクがあり、一度に沢山の乳を出せるのだが、豚はその「乳槽」が発達していない為、乳を溜めておくことが出来ないのじゃ。
つまり、搾乳しても採れるミルクの量がとても少ないので、結果、商品化しづらいそうじゃよ。』

番組以外の資料では、雌豚自体が搾乳を嫌がり、人が存在すると、怯えて攻撃的になるともありました。

なるほど~そうだったのですね。合点がいきましたね!
だから豚乳の飲料やチーズ等の乳製品を市場で見かけないのですね。
〔ナオコさん〕
『でも他の資料にあったのですが、なんとオランダには、18万円/kgの豚乳製チーズが存在するそうです!
そしてその収益は、児童のガン基金に充てるとのこと。
どなたか、心と経済に余裕のある方、是非如何でしょうか?』

余談ですが、15世紀のスコットランドの貴族エグリントン伯爵の夫人スザンナ・モンゴメリーは、豚乳で洗顔した後にそれを飲んでいたそうです。そして美容や健康にいいと信じ、周りにも勧めていたそうです。
貴重な豚乳、色々な使われ方があるのですね。

私達にとっては、未知の世界の豚のミルクにチーズのお話。あとはしっかりと、空想させていただきますね♪

眠る豚さんたち

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