ブリー・ド・モーはAOPチーズです。今日はチーズの法律の話

パリのチーズ店

皆様こんにちは😊🎵
如何お過ごしでしょうか?

前回フランス産の白カビチーズ「ブリー・ド・モー」をご紹介しましたが、今回はそれに続くお話です♪

前回、よく売らかれているブリーと違い、「ブリー・ド・モー」は法律で厳しく保護されていますとご紹介しましたが、今日はその「法律」をご説明したいと思います♪

〔まぁち〕『法律??いつもと違って難しそうですね、そもそも法律って美味しくなさそう…』


〔ナオコさん〕『大丈夫よ、私が分かり易く丁寧に説明するからついて来て
法律は美味しくないけど、その法律のおかげで美味しいチーズが守られているのよ』

その法律とは、通称『AOP』と言いますが、その前に、先ずは『AOC』のご説明。
何だかとても似ている2つですが…。

〔ナオコさん〕『では、歴史をさかのぼり、時は15世紀のフランスです。』

〔まぁち〕 。。。{15世紀のフランスと言えば、ジャンヌ・ダルクが活躍していた時代ね}


当時、有名なブルーチーズ「ロックフォール」の偽物があまりに多く出回っていた為、それは大変困るということで、生産者が市議会に訴え、『AOC』の原型と言われる、製品の製造に関する法律が作られました。

〔ナオコさん〕『その後、時は流れ1905年にフランスの農林省が『AOC』を制定し、1925年、「ロックフォール」は『AOC』認可チーズ第一号になりました。』

『AOC』とは、[Appellation d’Origine Controlee](アペラシオン・ドリジン・コントロレ)の略で、「原産地呼称統制」と言います。
申請を受けた農産物(チーズ以外にもバターやワイン等)の産地や原料、製造方法や品質等を厳しく審査し、審査をクリアしたものに、『AOC』の認可マークが付けられ保証されます。

それにより、偽物の防止と生産者の保護がされるようになりました。

例えば「ロックフォール」ですが、認可された地域以外で造られた場合、それは「ロックフォール」とは名乗れないのです。
『AOC』マークが付いていれば、それは本物の「ロックフォール」ということになります。

それでも第二次世界大戦後、原産国以外の偽物チーズが出回り国益を脅かす程になっていた為、『AOC』制度はより強化されました。

〔ナオコさん〕『チーズのみならず、偽物ワインも横行したそうです』

そして、さらに月日はたち、2009年5月1日より、フランス『AOC』チーズは、EUの品質認証制度に準拠し、『AOP』認可マークを表記するようになります。

『AOP』とは、[Appellation d’Protegee](アペラシオン・ドリジン・プロテジェ)の略で、「原産地呼称保護」と言います。

〔まぁち〕『AOCが原産地呼称統制で、AOPが原産地呼称保護、「統制」と「保護」の違いかしら』

〔ナオコさん〕『そうなのそっくりでしょ?
実は内容はほとんど変わらないのよ』

『AOC』はフランス主体。『AOP』はEU主体。簡単に言うと、主にその違いです。
ただ『AOP』の方が、ヨーロッパ全土にアピールしやすいですよね。その為、ワインをはじめとする多くの農産物が『AOP』に移行していますが、『AOC』が無くなったわけではありません。

今現在、フランスの約500種類あるチーズの中で、『AOP』チーズは45種類です。厳しい審査や条件をクリアしたチーズ達です。

そして、その中の一つに「ブリー・ド・モー」も含まれます♪
そうなのです。「ブリー・ド・モーAOP」なのです。EUが保護をするフランスの代表チーズなのです♪

ただ、『AOP』認可がなくとも美味しいチーズは沢山ありますので、これは一つの目安と捉えて、皆様、是非是非色々なチーズを試して楽しんで下さいませ😊✨

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